2013年10月30日水曜日

たっぷりスパイスの香りと味を楽しむ インド風トマトスープ

今日は数か月前に近所で発見したインド食品店で、インド系の食材をいくつか買いました。その中の一つがインド風トマトスープの素です。 

インド風トマトスープは、数年前に一度、日本のインド料理店で食べたことがあり、洋風のトマトスープと違ってスパイシーで、とてもおいしかった記憶があります。それ以降、なかなか食べる機会がなく、今日たまたま見つけたので、迷わず購入しました。

メーカーはスープ関連商品で有名なクノール社で、「Product of India」と書いてありました。パッケージには緑色の日の丸マークのようなものがついていて気になっていたのですが、インターネットで調べてみて納得。インドではベジタリアンの人が多いので、パッケージ食品には、その商品がベジタリアン用かそうでないかを記すマークをつけることが義務付けられているそうです。スープについていた緑色のマークはベジタリアン用、茶色だと非ベジタリアン用らしいです。アメリカも、インド系の人に限らずベジタリアン人口が多いので、このマークはわかりやすくていいなあと思いました。

Knorr社 「Thick Tomato Soup Mix」 1.49ドル


緑色のマークはベジタリアン用であることを表しているそうです。

商品はパウダー状になっていて、あらかじめお鍋に分量通りのお水と一緒にいれてダマが無くなるまできれいにかき混ぜます。火にかけて時々かき混ぜながら3分ほど煮れば完成です。最初のほうは少し水っぽいですが、火を通しているうちにとろみがついてきます。

最初にしっかりかき混ぜてから火にかけ、とろみがつくまで煮ます。

写真では、洋風トマトスープにみえますが、実際には作っていると、「インドっぽいなあ」と感じるようないろんなスパイスの混ざった香りがします。食べてみると、パッケージの写真にのっているパクチー、ニンニク、唐辛子や、何かはわからないのですがとにかくいろんなスパイスの味が効いていて、数年前ぶりのインド風トマトスープの味をとても楽しむことができて大満足でした。

スパイスの香りがインドっぽさを感じさせます。食べると少し辛さもありました。

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2013年10月27日日曜日

具だくさんがうれしい タイの春雨サラダ「ヤムウンセン」

「知っているタイ料理の名前をタイ語で答えてください」ともし聞かれたら、トムヤムクン、パッタイ、の次くらいにわたしが思い浮かべそうなものが、今回の「ヤムウンセン」です。「ヤム」は「辛い、酸っぱい香辛料を和える」、「ウンセン」は「春雨」という意味で、野菜のほかにひき肉、魚介類などが入った春雨のサラダです。

以前、料理上手なタイ人のお友だちに味付けの方法を聞いたところ、「レモンかライム、ナンプラー、砂糖、唐辛子、ニンニク、パクチーを適当に混ぜたらいいよ。」とのこと。分量を尋ねると、「いつも味見しながら作っているからはっきりわからないなあ~、あはは」と言われたので、ほぼ同じ材料を使っていたこちらhttp://cookpad.com/recipe/191240のレシピを参考に作ってみました。

まずは具の準備から。エビは見栄えも良く、定番の具の一つと思うのですが、家には無かったので今回はホタテを使いました。それから、同じく定番の豚ひき肉、野菜にはキュウリとニンジンを使います。ホタテと豚ひき肉を同じお鍋で良いので、ホタテ→お肉の順で熱湯でゆでます。野菜は千切りにします。

今回はホタテ、豚ひき肉、にんじん、キュウリを使いました。

味付け用の調味料は、あらかじめ合わせておきます。わたしは、ライム半分、ナンプラー大さじ4、砂糖大さじ1強、ニンニクみじん切り1かけ、粗挽き唐辛子を軽く1つまみを使いました。いったん調味料を合わせた後で、辛さ、酸っぱさ、甘さ、塩気を自分の好みで調整するといいと思います。お友だちのアドバイスは正しかったようです!

味を見ながら好みの味にあらかじめ仕上げておきます。

春雨は、袋に書いてある表記に合わせて準備します。わたしは、熱湯に数分つけて戻しました。もし春雨が長すぎる場合は、キッチンばさみなどで適当な長さに切ります。

コリアタウンで購入した中国産の春雨 右はタイタウンで購入したナンプラーです。

後はボウルですべての材料をあわせてよく混ぜ、パクチーを好きなだけのせて完成です。

一皿で、春雨、お肉、魚介類、野菜とが入っていてバランスが良いうえに、ライムの酸味とナンプラーの風味、辛さ、甘さ、いろんな素材の香りがあわさって、さっぱりしてなおかつクセになる味です。

本当はもっとパクチーをのせたかったのですがあまり冷蔵庫に入っていなかったので少なめです。

今回作るのは2回目なのですが、1回目に作った時に、他の料理の準備のために出来上がったヤムウンセンを冷蔵庫にいれておきました。そうすると、食べるときに春雨が少し乾いた感じになっていて、食べた時に、春雨と具、調味料とが絡まりにくくなっているように感じました。そのため、今回は春雨の準備が完了したら温かいうちに他の材料と混ぜて、すぐに食べるようにしました。少し温かいほうが、触感がしっとり、つるっとしていて食べやすく、味もおいしく感じました。残った場合は、少しレンジで温めてから食べています。


こちらは、ニンニクをみじん切りにするのに使ったIKEAのガーリックプレスです。いつも拝読しているブログで紹介されていたのを読んで購入しました。たしか7ドルか8ドルくらいだったと思います。皮をむいたニンニクを1かけずつ入れてレバーを握ると、みじん切り状に細かくプレスされたニンニクが出てきます。ニンニクを入れる部分がパカッと開くので、残った皮を取り除くのも、水で洗うのもすごく簡単で、とても便利でしょっちゅう使っています。


IKEA のガーリックプレス ちょっと重いですが、かなり便利です。


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2013年10月24日木曜日

やわらか豆腐で韓国鍋料理 「スンドゥブチゲ」

韓国人のお友だちのお家で韓国料理をごちそうになった帰りに、日系スーパーの豆腐コーナーにて、スンドゥブチゲで有名な「BCD TOFU HOUSE」のロゴが入ったスンドゥブチゲの素を発見しました。せっかくだからお昼に続いて夜も韓国気分を味わおうということで、購入し家で作ってみることに。辛さはMedium・Hotの2種類があり、辛い物が好きなのでHotを選択しました。

スンドゥブチゲは、スンドゥブ(純豆腐)というやわらかいお豆腐を使った韓国のお鍋料理で、ロサンゼルスに住んでいればもはや説明不要といえるくらい、かなりおなじみの料理だと思います。以前に、スンドゥブチゲはロサンゼルスのコリアタウン発祥と聞いたことがありますが、インターネットで調べた限りでは、発祥地がロサンゼルスかどうかまでははっきりとわかりませんでした。ただ、ロサンゼルスで豆腐ブームとともに人気が出て、その人気が韓国に逆輸入された、ということのようです。

House Foods 「BCD SOON TOFU」 2.19ドル

この商品を発売しているメーカーは、意外にも日本の「ハウス食品」。意外とは言いつつも、ハウス食品はこちらでは豆腐メーカーでも有名だということを考えると、たしかに合点がいきます。豆腐は自宅にあったので買わなかったのですが、スンドゥブチゲの素と豆腐がセットになった商品ということに帰宅後に気づき、なんともお得な気分になりました。

豆腐以外の具は、好きなものを準備します。お店で食べると、アサリが入っていることが多いですが、家には無かったので、代わりに冷凍ホタテを使いました。他に、豚肉・エノキ・クリミニマッシュルーム(シイタケと思って間違えて購入してしまったもの)をいれました。お肉と魚介類を両方使うと、味が複雑になっておいしくなるような気がします。

ペースト状のスンドゥブチゲの素と豆腐が入っています。
 
作り方は、お鍋にお湯を沸かしてスープの素を入れてよくかき混ぜ、具を入れ、最後に豆腐を入れて軽くかき混ぜて火を通せば完成です。お店で食べるスンドゥブチゲは、豆腐が無造作に崩れているようなイメージだったので、それを真似して包丁では切り分けずに、適当に手で大きくちぎってお鍋に入れました。また、事前にキッチンペーパーで包んで10分ほど軽く水気を切っておきました。

お湯に素をとかし、好きな具を入れて煮込むだけ。
  
お店で食べるときは生卵が載っていますが、おうちでは卵なしにしました。

お店のように石のお鍋でぐつぐつ煮立った状態で食べるわけではないのでやや雰囲気には欠けるものの、作り方は難しいところもないし、スープの味も辛さもしっかりあっておいしかったです。スンドゥブチゲが食べたいときは、普段はBCDではない別のスンドゥブレストランに行っていますが、豆腐付きで2.19ドルというお値段と気軽さを考えると、次はレストランに行くのが先か、スンドゥブ用のお鍋を購入するのが先か、悩ましいところです。

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