きっかけは、NHKが海外向けに放送している「NHK World」。ある番組で紹介された鰹節の奥深さに感動したらしく、「今度日本に帰国したら、丸ごとの鰹節と削り器を買って、ロサンゼルスで鰹節を削る」と宣言。それから数か月後に日本に帰国した際に、Amazonで本当に鰹節2本と削り器を購入してロサンゼルスに持って帰ってきました。
購入先は「にんべん」という主に鰹節製品を取り扱う会社で、なんと元禄12年(1699年)に創立されたそうです。
会社HPはこちら→http://www.ninben.co.jp/
削りたての鰹節は、香りが強く味も濃くて、お豆腐や白いご飯にかけると、本当においしい!醤油はほんの少しでいいぐらいです。また、この鰹節でダシをとってお味噌汁を作ると、お味噌をあまり使わなくても、香りと風味が良く、とてもおいしく出来上がります。
にんべん株式会社の鰹節(背節)と削り器 日本のAmazon で購入しました。 |
削りたての鰹節は、香りが強く味も濃くて、お豆腐や白いご飯にかけると、本当においしい!醤油はほんの少しでいいぐらいです。また、この鰹節でダシをとってお味噌汁を作ると、お味噌をあまり使わなくても、香りと風味が良く、とてもおいしく出来上がります。
食べる分だけその時に削るのがいちばんおいしいのだそう。 ちなみに英語で鰹は「bonito」、削った鰹節は「dried bonito flake」です。 |
先日、NHKWorldでまた鰹節の特集をしていたらしく、それに刺激を受けた夫が大量にカツオ節を削ってくれたので、それでダシをとってつゆを作り、そうめんをいただきました。つゆはこちらの作り方を参考にしました。http://www.ibonoito.or.jp/recipe/tuyu.html
昆布を入れたお水を沸かし、沸騰直前に昆布を取り除いて鰹節を投入。 火を止めて鰹節が沈んだら濾します。 |
とてもきれいな色のダシがとれました。 ダシをとった後の鰹節(奥)はふりかけとして活用します。 |
そうめんを食べるときにも鰹節をふりかけて、ぜいたくなそうめんを楽しむことができました。ところで、この鰹節のおかげで、日本にいる時以上に今年の夏はそうめんを食べた気がします。
鰹節でとったダシで作ったつゆ(奥)と削りたての鰹節。 |
削りたての鰹節をたっぷりかけていただきます。 |
夫が言うには、番組のなかで、ダシをとったあとの鰹節はレンジで水分をとばして、醤油・砂糖などで味をつけてふりかけにして食べていたそうなので、まねして作ってみることに。今回は鰹と昆布のあわせだしだったので、ダシをとるのに使った昆布も細切りにして加えました。大事に作られた鰹節を無駄なく美味しく楽しめるいい方法です。
電子レンジで水分を飛ばした鰹節を、フライパンで砂糖・しょうゆといっしょにいためます。 ダシをとった時の昆布も刻んで入れました。 |
ご飯にぴったりなふりかけの完成! |
LAだからこそ手に入る様々なエスニック食材と、日本の伝統的な食材、3年目のロサンゼルスでどちらもたくさん楽しみたいと思います。
にほんブログ村