2013年8月11日日曜日

すぐおいしい! タイのスープ「トムヤムクン」のインスタント麺

先日の「パッタイ」(ブログ記事はこちら)に続き、今回は、タイのインスタントヌードルシリーズ第2弾として「トムヤムクンヌードル」を紹介したいと思います。

「トムヤムクン」といえば、タイ料理と聞いてパッと思い浮かぶ料理の一つ。辛さと酸っぱさ、そしてハーブの香りが効いたエビ入りのスープです。「トム」=「煮る」、「ヤム」=「辛い、酸っぱい香辛料を和える」、「クン」=「エビ」という意味で、この味付けのスープはエビに限らず、チキン(タイ語で「ガイ」)を使った、「トムヤムガイ」、魚(タイ語で「プラー」)を使った「トムヤムプラー」など、いろんな種類があるそうです。また、すっとしたさわやかな香りのもとは、レモングラスやカファイアライム(コブミカン)の葉などのハーブが使われています。

今回使用した商品は、前回のパッタイと同じタイの「Thai President Foods」社の「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」です。

「Thai President Foods」社「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」
インドネシア系スーパーマーケットで90セントほどで購入
 
中身は麺と、調味料3種類です。(右上は、2種類の調味料の袋がつながっています)

作り方は、パッケージの裏に絵でわかりやすく書かれています。お椀に麺と調味料をすべていれ、沸騰したお湯450ccを注いで、ふたをして3分待てば出来上がりです。パッタイはUFO方式でしたが、こちらはチキンラーメン方式。ただ、3分待ってもやや麺が硬かったので、レンジで30秒ほど加熱しました。

作り方は絵で説明されているので簡単です。いきなりエビがあらわれていますが、商品には具は含まれません。


調味料3種をすべてお椀にいれたところ。あとは麺をいれ、お湯を注ぐだけです。

パクチーをのせて、あっという間に出来上がりです。

出来上がり。タイ料理っぽくパクチーをのせてみました。

商品名に「クリーミー」とあるように、スープは透明では無く、やや白く濁っています。お味はというと、麺は日本のカップラーメンによくあるような、かなり細めの縮れ麺で大きな特徴はありませんが、スープはインスタントにしてはかなり本格的だと思います。辛さもかなり強く(食べた後、唇がひりひりするほど)、酸っぱさ、ハーブや香辛料の香り・風味が複雑な、トムヤムクンの独特のおいしさが十分に楽しめました。麺を使わずに、スープの素だけを使って、エビやマッシュルームを足せば、立派なトムヤムクンができると思います。

パッタイにつづいて、またしてもおいしいインスタントヌードルを見つけられてうれしい限り。ただ、インスタントだけじゃなくて、もうちょっと本格的なものにも近いうちに挑戦したいです。

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2013年8月5日月曜日

濃くて甘い「タイティー」 ミルクの勉強も

タイ料理屋さんに行くとついつい頼んでしまう「タイティー」。オレンジ色のグラデーションがきれいな甘い飲み物です。タイ料理屋さんに限らず、その他のアジア系レストランやカフェでもしょっちゅう見かけます。以前、中国人のお友だちとタイ系スーパーマーケットに行ったときに(関連ブログ記事はこちら)、彼女がタイティーの茶葉を買っておうちで作ると言っていました。わたしもいつか作ろうと思っていたところ、先日、期せずしてその機会がやってきました。

下で紹介したサイトからお借りしたタイティーの写真。グラデーションがきれいです。

きっかけは、ロサンゼルスから車で40分ほどのロングビーチ市内にあるカンボジアタウンを訪れた時のこと(詳しい様子についてはこちらのブログをご覧ください)。カンボジア系スーパーマーケットに寄ったのですが、カンボジア料理がどんなものか想像がつかず、事前にリサーチもしていなかったので、何を買えばよいかわかりませんでした。とりあえず「Made in Cambodia」の商品を探してみましたが、目につくのは、タイやベトナムのものばかり。せっかくだからカンボジアじゃなくてもいいから何か買おうと思いついたのが、タイティーでした。

飲み物系の売り場に行くと、1種類だけですが、タイティー用の茶葉を見つけました。袋に入った状態でもタイティーの特徴であるバニラの香りがけっこうしました。原材料の表示には、「Tea Leaves」と書かれてありますが、インターネットで調べたところ、一般的に紅茶の葉にバニラや八角などのスパイスをブレンドしているそうです。また、原材料には「FD&C Yellow 6」という人工着色料の名前もあり、これがオレンジ色の理由のようです。

カンボジア系スーパーで購入したタイティーの茶葉 2.99ドル

前に友だちが買っていたのと同様に、タイティーの上にのっている缶入りミルクを探そうとしたところ、レジ前にたくさんの種類が置いてありました。メーカーも値段もさまざまで、表示も「Sweetened Condensed Milk」 「Unsweetened Condensed Milk」 「Evaporated Milk」などややこしかったのですが、タイティーの甘さを考えると、Sweetenedのほうがいいだろうということと、アメリカ産だけどタイ語っぽい表記で書いてあったことから、「Parrot」というブランドの「Sweetened Condensed Milk」を購入しました。(ちなみに、タイ語ではなくベトナム語であることが帰宅後判明しました。)

「Parrot」というブランドの「Sweetened Condensed Milk」 1.6ドルほど
 
どうしてあんなに缶入りミルクの品ぞろえが充実していたのか気になったので、ネットで調べたところ、カンボジアではベトナムコーヒーのように、コーヒーにコンデンスミルクをいれて甘くして飲むのが一般的だそうです。

作り方は、お茶を作り、あらかじめミルクを混ぜてからサービングするやり方もありますが、お茶とミルクが層になっているほうが好きなので、事前に混ぜないやり方のこちらのサイトを参考にしました。

①1と2/3カップのお湯をお鍋に沸かし、火を止めた後で2/3カップの茶葉をいれます。かき混ぜて茶葉をお湯にしっかり浸して4分待ちます。

普段紅茶を淹れるよりもたくさんの茶葉を使います。お湯に浸して4分待っているところ。

②ザルなどでこしながら、お茶を耐熱容器にうつし、熱いうちに砂糖を加え、よく溶かしてから冷蔵庫で冷まします。サイトでは2/3カップの砂糖と表記がありますが、わたしは大さじ3だけ使いました。

お茶をこします。ダイソーで買った茶こしが活躍してくれました。

③グラスに氷を入れ、冷ましたお茶を注ぎ、その上からミルクを静かに注ぎます。

ミルクを注ぐ前のお茶。上のあたりの氷を見ると、かなりお茶の色が濃いのがわかります。

いたって簡単ですが、実は落とし穴がありました。このレシピには、最後にそそぐミルクの材料として、「Evaporated Milk」とあり、わたしが買った「Sweetened Condensed Milk」ではありませんでした。しかも、レシピを読み進めていくと、「NOT Sweetened Condensed Milk」とまで書いてありました。甘さが理由かなと思い、その分、お茶に入れる砂糖を減らしましたが、最後の③の工程で、買ったミルクの缶を開けた時に納得しました。いつもタイティーをお店で飲むときのミルクと明らかに粘り具合が違うのです。これを注いでもお茶の上に浮いてくれる気がしません。わずかな望みをかけ、小さな容器にミルクを移し替えて、そーっと注いでみたのですが・・・

想像では上がミルク、下がお茶のはずでした。

見た通り、まさに撃沈してしまいました。

気を取り直して、お茶とミルクをあらかじめ混ぜてサービングする方法に変更です!飲んでしまえば、お店と同じ味がしておいしかったです。

ミルクとお茶を混ぜればなじみのあるタイティーの色になりました。

飲んだ後は、すかさずミルクについてお勉強です。「Sweetened Condensed Milk」も「Evaporated Milk」も、どちらも牛乳を煮詰めて半分以上水分を抜いたもの。「Sweetened Condensed Milk」は砂糖を加えているので、かなり甘く、粘度も高い。「Evaporated Milk」は、普通の牛乳に比べるとやや色が濃いものの、粘度はあまり変わらない。「Unsweetened Milk」は、「Evaporated Milk」と同じもの。日本では、「Sweetened Condensed Milk」は「コンデンスミルク」「加糖練乳」、「Evaporated Milk」は「エバミルク」にあたるそうです。互いに代用しないほうがいい、と書いてありましたが、その通りでした。

おいしくて、勉強になるタイティー作りでした。


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2013年8月2日金曜日

ロブスターは殻こそおいしい 濃厚クリーミーな 「ビスク」

コリアタウンのスーパーマーケットに行くたびに、買おうかどうか迷い、そして「また今度でいいか」と購入を見送り続けてきた「活ロブスター」。今日はついに、そのロブスターを買い、家で調理して食べることにしました。

張り切ってコリアタウンに向かい、スーパーの魚介類コーナーに行くも、水槽にロブスターの姿は見当たらず。お店のお兄さんに聞いてみると、水槽の奥にかろうじて1匹残っていたので迷わず購入しました。

家に帰り、まだ生きているロブスターに感謝の言葉をかけた後、お鍋で丸ごと15分弱ほど茹でて、ガーリックバターやポン酢をつけておいしくいただきました。

1パウンド 9.99ドル  このロブスターは13ドル弱でした。

ずいぶんとさらっとロブスターの感想を書きました。というのも、今回のブログの主役は、ロブスターの「身」ではなく、食べ終わった後の「殻」だからです。インターネットでロブスターの茹で方などを調べていると、ロブスターはほとんど捨てるところが無く、食べ終わった後の「殻」でおいしい「ビスク」が作れる、といろんなサイトに書いていました。スープ好きのわたしは、身と同じくらい、もしくはそれ以上に、このビスクに惹かれてしまいました。

記憶のある範囲でわたしが食べたことのあるビスクは、ポッカの商品「じっくりことこと煮込んだスープ 海老のビスク」。 なんとなく、エビが入ったクリームスープというイメージだったのですが、正確には、エビやカニなどの甲殻類を煮詰め、裏ごしして作った濃厚なスープのことで、フランス料理の一つだそうです。また、今まで、オマールエビとロブスターは別物だと思っていたのですが、どうやら二つはいっしょのもので、オマールはフランス、ロブスターはアメリカの呼び方のようです。

これはまだ身を食べる前です。「どうせなら、殻までおいしく食べてね」と聞こえた・・・わけではありませんが。

というわけで、身を食べ終わるや否や、こちらの方のブログを参考にさっそくビスクつくりに取りかかりました。(材料や分量、工程は、ブログのレシピと違うところもあります。) ちなみにこちらのブログ、読むだけでもとっても楽しく、ビスクにかける熱意が伝わってきます。

①お鍋にバター(大1)を熱し、ロブスターの殻(1匹分)を炒めます。大きな塊は事前にキッチンばさみなどで切っておきます。
②荒く切ったセロリ(1本)、ニンジン(小2分の1)、玉ねぎ(中2分の1)、ワイン(大1)を加えてさらに炒めます。
③ひたひたになるくらいの水を加え、少し隙間をあけて蓋をして、水分が半分くらいになるまで煮詰めます。時々、下からかき混ぜて、殻がスープに浸るようにします。
④ざるなどで、スープをこします。

殻と野菜を煮詰めます。いい香りが部屋中に漂います。

煮詰めたスープをこします。殻や野菜からできるだけたくさんのエキスが出るように頑張りどころでした。

①や④の工程の際に、殻などを砕いたり押したりして、できるだけロブスターのおいしいエキスがスープに溶け込むようにしたほうがいいそうです。我が家では、夫と一緒に、殻の隙間に残った身(ほとんどありませんでしたが)や野菜をつまようじでかきだす、というなんとも地道な作業を行いました。おいしいスープのためなら手間も惜しみません!

ロブスターの殻から取ったスープ。殻と野菜だけでこんなにきれいな色に。香りもとってもいいです。

このロブスタースープに、濃厚さととろみをつけるためのホワイトソースを作ります。ホワイトソースは少量だけ作るのも手間だったので、いつもわたしが作っている分量で作り、後で必要な分だけ使いました。さらっとしたスープがお好みの場合は、ロブスタースープに牛乳や生クリームを混ぜて温めるだけでも十分おいしいんじゃないかなと思います。

①お鍋にバター(大3)をとかし、小麦粉(大3)を加えて弱火で焦がさないように炒めます。
②レンジで温めた牛乳(350cc)を少しずつ加え、ダマにならないように泡だて器や木べらなどでかき混ぜて、なめらかなソースに仕上げます。
※普段はさらに、コンソメの素・塩・胡椒を入れていますが、今回はロブスタースープと合わせた後に味をつけました。

ロブスタースープをホワイトソースに混ぜます。ロブスタースープは300cc弱くらい、ホワイトソースはお玉1杯分を使いました。(残ったソースは冷凍して、チャウダーやパスタソースなどに使います。)最後に塩・こしょうで味を調えて完成です。ちなみにわたしは、塩を一つまみだけ加えました。

ホワイトソースにロブスタースープを混ぜます。
ロブスターのおいしさが溶け込んだ「ビスク」がついに完成!

正直、おいしいだろうとは思っていましたが・・・本当においしかったです!塩をほんの少しいれただけなのに、ロブスターの旨みや甘みが強く、とっても深い味のするスープでした。いい食材に少し手間をかければこんなにおいしいものが作れるんだなあ、とちょっと感動です。参考にさせていただいたブロガーさんを始め、いろんな方が、「ロブスターの殻は絶対に捨てないで!!」と熱く語っていたのも納得。わたしも僭越ながら、今回のビスクつくりをきっかけにその仲間入りをさせてもらいたいと思います。
 

実は、ロブスターの派生料理はこれだけではなく、茹でたロブスターをお皿の上でさばいているときにたまった汁と、残ったガーリックバターを使って、ペペロンチーノ風パスタを作りました。ロブスターの茹で汁はパスタを茹でるのに使用し、無駄なくロブスターを楽しむことができました!

茹で汁、身から出た汁を活用したペペロンチーノ風パスタ。こちらもおいしくいただきました。


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