「トムヤムクン」といえば、タイ料理と聞いてパッと思い浮かぶ料理の一つ。辛さと酸っぱさ、そしてハーブの香りが効いたエビ入りのスープです。「トム」=「煮る」、「ヤム」=「辛い、酸っぱい香辛料を和える」、「クン」=「エビ」という意味で、この味付けのスープはエビに限らず、チキン(タイ語で「ガイ」)を使った、「トムヤムガイ」、魚(タイ語で「プラー」)を使った「トムヤムプラー」など、いろんな種類があるそうです。また、すっとしたさわやかな香りのもとは、レモングラスやカファイアライム(コブミカン)の葉などのハーブが使われています。
今回使用した商品は、前回のパッタイと同じタイの「Thai President Foods」社の「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」です。
「Thai President Foods」社「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」 インドネシア系スーパーマーケットで90セントほどで購入 |
中身は麺と、調味料3種類です。(右上は、2種類の調味料の袋がつながっています) |
作り方は、パッケージの裏に絵でわかりやすく書かれています。お椀に麺と調味料をすべていれ、沸騰したお湯450ccを注いで、ふたをして3分待てば出来上がりです。パッタイはUFO方式でしたが、こちらはチキンラーメン方式。ただ、3分待ってもやや麺が硬かったので、レンジで30秒ほど加熱しました。
作り方は絵で説明されているので簡単です。いきなりエビがあらわれていますが、商品には具は含まれません。 |
調味料3種をすべてお椀にいれたところ。あとは麺をいれ、お湯を注ぐだけです。 |
パクチーをのせて、あっという間に出来上がりです。
出来上がり。タイ料理っぽくパクチーをのせてみました。 |
商品名に「クリーミー」とあるように、スープは透明では無く、やや白く濁っています。お味はというと、麺は日本のカップラーメンによくあるような、かなり細めの縮れ麺で大きな特徴はありませんが、スープはインスタントにしてはかなり本格的だと思います。辛さもかなり強く(食べた後、唇がひりひりするほど)、酸っぱさ、ハーブや香辛料の香り・風味が複雑な、トムヤムクンの独特のおいしさが十分に楽しめました。麺を使わずに、スープの素だけを使って、エビやマッシュルームを足せば、立派なトムヤムクンができると思います。
パッタイにつづいて、またしてもおいしいインスタントヌードルを見つけられてうれしい限り。ただ、インスタントだけじゃなくて、もうちょっと本格的なものにも近いうちに挑戦したいです。
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