今回はたまたま目にしたものの中から、夫のリクエストによりタピオカとココナッツミルク缶を買って、タイや中国のデザートでおなじみのタピオカ入りココナッツミルクを作ることにしました。
カンボジア系のスーパーで購入。どちらもタイの商品。 ココナッツミルク缶は1ドルくらい。 タピオカは「高級食品」の名に反して99セントと激安です。 |
ちなみに、インターネットで調べたところ、「タピオカ」はもともと、南米原産のキャッサバという芋から採れるデンプン自体を指します。ミスタードーナッツのポンデリングのもちもち感はこのタピオカで作られているそう。そして、このタピオカを球状に加工・乾燥させたものを「タピオカパール」といい、これを煮戻したものが、アジア系のデザートやドリンクなどに使われます。なので、私が今回購入したのは正確には「タピオカパール」ということになります。このブログではまとめて「タピオカ」としています。
ところで、わたしはココナッツがあまり好きではないので、今回購入した小さいサイズのタピオカはあまり食べたことがありません。でも、もっとサイズの大きい茶色のタピオカが入ったタピオカドリンクは大好きで、ロサンゼルスにもたくさんタピオカドリンクのお店があるので、よく買って飲んでいます。ちなみに、こちらではタピオカのことを「ボバ」と呼ぶほうが一般的な気がします。
自宅で調理するための大きなタピオカもスーパーで見かけましたが、まずは小さいタピオカからチャレンジ。レシピはクックパッドのこちらのレシピを使わせていただきました。
→ http://cookpad.com/recipe/640715
10人分ではずいぶん多いので、とりあえずタピオカ100g、ココナッツミルク200㏄、砂糖50g、牛乳250㏄で作りました。
まずはタピオカを茹でます。沸騰したお湯にタピオカを入れ、時々かき混ぜながら15分煮ます。他のサイトで見たのですが、水を吸って大きくなるので、大きめのお鍋、たっぷりのお湯でゆでたほうがよいそうです。
沸騰したたっぷりのお湯で、くっつかないように時々混ぜながらタピオカをゆでます。 |
15分経ったら火を止め、蓋をして30分待ちます。粒が小さいのですぐに出来上がりそうな気がしますが、思ったよりも長い時間かけて調理するんだなあと思いました。
茹で始めはほぼ真っ白だったタピオカも、ふくらんで透明になっています。ところどころ白い色が残っていても良いとのことなので、時間通り30分で蒸すのを終了しました。
茹で始めて数分のタピオカ。周りが少し透明になっていますが、まだほとんど白いままです。 |
15分茹でた後、30分蒸したタピオカ。白い部分はほとんどなくなり、透明になっています。 |
ザルにあけて、水で流しながらタピオカを冷ましたら、冷蔵庫にいれます。デンプンなので、熱いままだとそれぞれの粒がくっついてしまうそうです。
タピオカを蒸している間に、ココナッツミルクジュースを作ります。お鍋にココナッツミルクと砂糖を入れて火にかけます。砂糖が溶けたら牛乳を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やします。なおココナッツミルクは保存されている間に分離するので、使う前には缶を振るようにと説明に書いてありました。
両方の準備ができたら、器にタピオカとココナッツミルクジュースをよそって出来上がりです。
できあがり。プルプルのタピオカが好きな量だけ楽しめます。 |
今回は夫のみが試食。想像通りの、おいしい味だったそうです。手作りだとたっぷり食べれるのがいいのと、タピオカがいつもよりぷりぷりしてる気がするとのこと。これは茹で加減や、ココナッツミルクジュースに浸かっている時間が長いかどうかにもよるかもしれません。
今回作った分の残りと、まだ調理していないタピオカが大量にあるので、思う存分夫に楽しんでもらいたいと思います!
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