2014年3月18日火曜日

あの北海道人気グルメの原点!? インドネシアのチキンスープ 「ソトアヤム」

ときどき足を運ぶインドネシアカフェに併設されているマーケットで、いろんなインドネシア料理のスパイスミックスを発見。定番のナシゴレンもありましたが、以前カフェで食べたチキンスープがおいしかったので、「SOTO AYAM」というチキンスープの素を購入しました。「SOTO」はスープ、「AYAM」は鶏肉の意味だそうです。

商品はインドネシア製で、Bamboeというメーカーのものです。商品に記載されていたサイトが見つからず詳細はわからないのですが、自然の食材を使った、伝統的なインドネシア料理のインスタントスパイスミックスを作っているようです。

Bamboe社 「Indonesian Instant Spaices SOTO AYAM」 99セント

パッケージには「HALAL(ハラル)」のマークがついていました。これはイスラム教徒の多いインドネシアで、その商品がイスラム教の規律に則った食べ物(ハラルフード)であることを証明するためのものだそうです。

商品を開けると、スパイスペーストが入っていて、香辛料のいい香りがします。シャロット、ニンニク、ターメリック、ショウガ、塩、コショウ、レモングラス、植物オイルが使われています。

商品の中身。 パッケージを通してスパイスのいい香りがします。

作り方は、お鍋に、水とスパイスミックスを入れて煮立たせ、鶏肉を20分ほどゆでます。鶏肉に火が通ったら取り出して、水を足してスープだけをもう一度煮立たせます。


濃いめのスープで鶏肉を煮て取り出し、水を足してスープを完成させます。

インターネットによると、この料理の特徴は、スープと具を別々に準備することです。商品には、茹で卵や春雨、蒸したジャガイモ、モヤシ、フライドシャロット、角切りのセロリなどが具として紹介されていました。ほかにも千切りのキャベツなどもよくつかわれるそうです。これらの具と細かく割いた鶏肉をお皿に盛っておきます。出来上がったスープを上から注ぎ、好みでレモン汁、唐辛子などをかけて完成です。

わたしはそのとき家にあった材料として、茹で卵とフライドオニオン、青ネギ、そしてライムを具として使いました。もっと野菜を使えば良かったかなあと後になって思いました。

先に具を用意した器にスープを注いで出来上がり。日本のカレーに似た色と香り。

アツアツのうちに試食。色と香りはカレーのような感じでとても食欲をそそります。食べてみると、カレーのようにスパイスは効いているのですが、刺激や辛さは強くなく、鶏肉を煮たスープの旨みが感じられて、ごはんとの相性もばっちり。北海道の人気グルメ・スープカレーをもう少しあっさりした感じで、すぐにまた食べたくなる味です。

と思いつつ、このソトアヤムについてインターネットで調べていると、北海道のある有名なスープカレーのお店は、このソトアヤムを参考にしていることがわかりました!これには納得、そしてこのソトアヤムにますます親近感がわいてきました。次はもっと野菜をたっぷり入れて楽しみたいと思います。


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2014年3月5日水曜日

蒸すだけで簡単 あつあつジューシーな「小龍包」

ロサンゼルスでは意外と見つからない、鶏がらスープの素を買うため、中国系スーパーマーケット「99 Ranch Market」に行ってきました。このスーパーはカリフォルニアや他の州にも店舗があるチェーン店で、中国出身の中国人の友人も、よく食材を購入するそうです。

せっかく来たので、何か簡単に試せる中国料理はないかなぁとお店を散策。冷凍食品コーナーで発見した小龍包を見て、最近買った蒸し器として使えるお鍋を試すのに良さそうと思い購入してみました。基本のポークのほかに、ポーク+ネギ、ポーク+蟹の計3種類がありました。ちょうどセールになっていて3袋で9.99ドルだったので全種類買うのもいいかなと思いましたが、初挑戦なので今回は蟹入りだけを購入しました。ちなみに1袋だけ買っても3.33ドルでお得さは変わらず。このアメリカ式のお値段の表示方法にもすっかり慣れてきました。

この商品を作っているメーカーは、Wei Chuan(味全)という中国料理の冷凍食品を主に扱っているアメリカの会社です。ロサンゼルス郡ベルガーデン市に本社があり、食品工場がロサンゼルス市にあるそうです。

Wei Chuan社 「Pork Mini Buns Crab Meat Added」  3.33ドル 24個入り

冷凍食品なので表示通りに調理します。蒸し器に油を薄く塗るか大きめのキャベツの葉っぱをしき、くっつかないように小龍包を並べて強火で10分蒸します。

蒸す前は、ミニサイズの肉まんのようですが、蒸した後は、お店で見るような小龍包の姿になっていてなんだかうれしくなりました。

油を薄く引いた蒸し器にくっつかないように並べて10分蒸します。

蒸し上がるとこんな感じになりました。

小龍包と言えば、千切りショウガが添えられているのが定番ですが、普段は常備しているショウガをたまたま切らしていたので、酢醤油だけでいただきました。ちなみに、このお酢とお醤油は、以前に油淋鶏の記事で紹介した、中国人のお友だちからもらったものです(詳しくはこちら)。

アツアツのうちに試食。冷凍食品なので、実はあまり期待していなかったのですが、しっかりとスープが入っていてとってもおいしかったです。今回は10個だけ蒸しましたが夫と二人でペロリと食べてしまいました。
中国の酢醤油とともに。スープがこぼれるのでレンゲは必須です!
次回99Ranch Marketに行ったときには、ぜひ別の種類も買ってみたいと思います。


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