2014年7月15日火曜日

韓国屋台の定番スイーツ もちもちとろーり「ホットック」

数年前の冬に韓国・ソウルを旅行した時に食べた「ホットック」。小さめのホットケーキのような生地の中に熱々の黒蜜が入っている、韓国屋台で定番のおやつです。 

ロサンゼルスのコリアタウンにあるスーパーマーケットで、ホットックのミックスを発見。一度購入して作っておいしかったので、安い時にまたミックスを買っておきました。寒いソウルで熱々のホットック・・・ではなく、真夏のロサンゼルスで熱々のホットックというのもちょっと違和感がありますが、それよりも久しぶりにホットックが食べたいなあということで、先日お家で2度目のホットック作りをしました。

ソウルでもこの商品と同じものが売っていて購入したのですが、その時はすべて韓国語の表記だったので作り方がわからず困った記憶があります。そして結局作らずじまいでロサンゼルスへ渡米することに。ロサンゼルスで売っている商品には英語と韓国語の両方の表記があるので、無事に作ることができました。

韓国 CJフーズ社 「Beksul: Sweet Korean Pancake Mix」 4ドルほど

商品は、生地用の粉ミックス、ドライイースト、生地の中に入れるフィリングパウダー(黒糖・ピーナッツ・シナモン入り)の3つが入っています。

右から 生地用粉ミックス、ドライイースト、フィリングパウダー

まずは、120mlのお水と60mlの熱湯を混ぜてぬるま湯を作ります。温度計が無くてもいいので便利です。ボウルにこのぬるま湯・粉ミックス・イーストをいれ、5分こねます。わたしは最初はへらを使い、ある程度まとまったら手でこねました。

生地をこね終わったら、手に油をつけて(写真をとるため、油を使いませんでしたが特に問題なかったです)、生地を8等分にして丸い形にします。それぞれの生地を平らにして、小さじ一杯のフィリングパウダーを中心にのせて包みます。生地は扱いやすいので、あまり器用でないわたしも特に問題なくできました。フィリングは、多いほうがおいしいのですが、入れすぎると生地からはみ出て焼いたときに焦げてしまうので、まさにさじ加減が難しいところです!ちなみにちょっと多めに入れても、かなり余ります。

粉・ドライイースト・ぬるま湯をこねて8等分にします。
生地を丸めて平らにし、フィリングをのせて包みます。
ちょっと大きさが違いますが、フィリングをすべて包み終えたところ。

すべて包み終えたら、フライパンで焼いていきます。フライパンに油を軽くひいて弱火で温めます。生地を包み終わりを下向きにしてフライパンに置き、軽く焼き目がつくまで焼きます。生地をひっくり返してフライ返しで平らになるようにギュッと押さえます。1~2分焼いたら、もう一度ひっくり返して1~2分焼いて完成です。

フライ返しでギュッと押さえつけて平らにし、両面を焼きます。

ソウルの屋台では、かなり多めの油で揚げ焼きにしていた記憶がありましたが、自宅で作るときは油はあまり使わなくてもよいみたいです。わたしはカリッとした感じが好きなので、1度目か2度目にひっくり返して油がほとんどなくなったら、少し油を(フライパンのふちを軽く1周するくらい)足しました。

焼きあがったら、熱々のうちにさっそくいただきます。生地はカリカリ、モチモチで、中からパウダーが溶けて蜜状になった黒砂糖が出てきます。かなり熱くてわかってはいたものの、少しやけどしてしまったほど。でもやっぱりすごくおいしい!わたしはあまりシナモンは好きではないのですが、このフィリングはシナモンがきつくなくて食べやすいです。

簡単ですが見た目もきれいにできました。

中からはあつあつの黒蜜が!

8個のうち4個を夫と一緒に食べ、残りは焼いたあとに個別に包んで冷凍しておきました。食べるときは電子レンジで20秒ずつくらい、様子を見ながら少しずつ加熱するとおいしくできあがります。朝ごはんやちょっとおなかが空いたときのおやつにぴったり。熱々のホットックをまたすぐに食べられるのが楽しみです。


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