韓国料理で、日本でもおなじみの「サムギョプサル」。豚の三枚肉、いわゆるばら肉を鉄板で焼いて、サンチュと呼ばれる葉野菜で包んで食べる韓国の焼肉です。最初に材料の準備さえしておけば、あとはテーブルで、みんなでわいわい楽しみながら焼いて食べれるので、大人数で集まった時にぴったりのメニューです。 わたしも先日、ロサンゼルスで仲良くしてもらっている日本人のお友だちをお家に招いて、サムギョプサルパーティーを開きました。
材料はコリアタウンにあるスーパーマーケット「ASSI Supermarket」で購入しました。
http://www.assisuperus.com/blog/
焼き用の材料として、豚ばら肉、エリンギ、玉ねぎ、ししとう、そしてニンニクを準備しました。お店でサムギョプサルを食べると、大きなサイズの豚ばら肉を焼いた後でお店の人がカットしてくれることがありますが、わたしはいつも塊肉を買って、焼く前に1人分のサイズにカットしています。
かたまりの豚ばら肉をあらかじめ食べやすい大きさにスライスします。 |
お肉を包む用の野菜に、サニーレタスとグリーンリーフ、そしてえごまの葉を使いました。本当は、「サンチュ」が欲しくて探したのですが、見つかりませんでした。わたしの見つけ方が悪かったのか、それともお店に置いてなかったのか、はわかりませんが・・・。えごまの葉は、シソ科の植物で、青シソと見た目が似ていますが、風味はかなり違います。それだけで食べるとちょっと癖がありますが、豚肉やほかの薬味などと食べると味にアクセントがついておいしいと思います。
青シソのような、エゴマの葉。これと下のサニーレタスの両方でお肉を包みます。 |
薬味には、ごま油に塩を混ぜたもの、包み野菜用の韓国のお味噌「サムジャン」、そしてネギサラダを準備します。サムジャンはスーパーで4ドルほどで購入したものを使いました。
包み野菜用のお味噌、サムジャン。4ドルほどで購入。 |
ネギサラダは、いつもおうちで作っています。白髪ねぎで作るのが一般的なようですが、こちらではなかなか白ネギは見つからないので、青ネギ(グリーンオニオン)で代用します。青ネギをななめに細長く切って、水にしばらくさらした後で、醤油大さじ1.5、お酢大さじ2、コチュカル(韓国の粉唐辛子)大さじ1、砂糖大さじ1、ごま油小さじ1、ごま小さじ1を混ぜたものと和えます。(ネギサラダのレシピはミオクさんという方のブログを参考にしました。) この甘酸っぱくて辛いネギサラダがあると、サムギョプサルの味がぐっと複雑になっておいしくなるので、とてもオススメです。
おすすめのネギサラダ。簡単に作れます。奥にあるのはサムジャンです。 |
材料をそろえ、テーブルにホットプレートを用意すればあとは焼いて食べるだけです!塩コショウをした豚肉をホットプレートでしっかり焼いてごま油と塩のタレにさっとつけ、サニーレタス、エゴマの葉っぱを重ねたものの上にのせ、焼いたニンニク、サムジャン、ネギサラダを添えて食べます。
レタス、エゴマの葉、お肉、ニンニク、サムジャン、ネギサラダをすべていっしょにいただきます。 |
豚バラなので脂っこいように思いますが、しっかり焼くことで脂が抜けるし、野菜も一緒に取れるので、意外とさっぱりしていてたくさん食べれます。ただし、大量の脂が出るので、キッチンペーパーなどで脂を吸い取るお掃除係を誰かにお願いすることになります。お店で食べると、脂が勝手に下に流れ出るようになっている専用の鉄板を使っていることもあります。この日は、サムギョプサルの他に、同じスーパーで購入したアワビ(1個4ドルほど)のお刺身とバター焼き、別のスーパーで購入した丸ごとの牛タンをさばいて厚切り牛タン塩もいっしょに楽しみました。
ただの豚ばら肉も、野菜や薬味をそろえれば、おうちで気軽に韓国のサムギョプサルが食べれます。わたしのおうちでも、またお友だちと集まってサムギョプサルを楽しむ機会が持てれば良いなあと思います。
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