2013年6月24日月曜日

バジルが主役 タイの炒物「パッ・ガパオ」

ベトナム麺料理・フォー(詳しくはこちら)用に買ったバジルがたくさん余っていたので、タイ料理の鶏肉のバジル炒め「パッ・ガパオ」を作ってみました。わたしはいつもこの料理を「ガパオ」と呼んでいたのですが、ガパオはタイ語で「バジル」の意味、そしてバジルを使った炒め物のことを「パッ・ガパオ」というそうです。

わたしが初めてこの料理を食べたのは、日本のタイ料理屋さん。このパッ・ガパオが、ご飯と目玉焼きと一緒に出されてきます。それまで、バジルはイタリア料理のイメージで、タイ料理にも使うんだなあとちょっとびっくりしたのと、濃いめの味付けの炒め物にバジルのすっきりした風味が相性バッチリでとてもおいしかったので、好きなタイ料理メニューの一つになりました。ちなみに、タイ料理で使っているのは、イタリアンで使うバジルとは、違う種類のようです。

日本でも一度作ったことがありますが、ロサンゼルスに来て作るのは初めて。以前に作った時と同じ、クックパッドのこちらのレシピを参考に、2つアレンジして料理しました。
http://cookpad.com/recipe/1096386

一つ目は、鶏ひき肉ではなく、鶏もも肉を荒くみじん切りにして使ったこと。ひき肉が無かったからということもありますが、お肉が少し大きめのほうが、食べごたえがあり、おいしいと思います。

二つ目は、インドネシアの調味料「サンバル」を加えたことです。サンバルは、トウガラシとニンニクを使った辛くて酸っぱい調味料です。わたしは近所のインドネシア食料品店で購入した「ABC」というインドネシアのメーカーの「Sambal Asli(サンバルアスリ)」を使っています。ちなみに、英語教室で出会ったインドネシア出身のお友だちいわく、この商品はインドネシアでとてもポピュラーだそう。「サンバル」は調味料としてもソースとしても使えて便利です。わたしは鶏肉の照り焼きや、スープに使っています。

作りながら気づきましたが、今回は、中国(オイスターソース)、タイ(ナンプラー)、インドネシア(サンバル)、韓国(ごま油)、日本(醤油)と、アジア5か国の調味料が勢ぞろいです。
 
左から、オイスターソース、ナンプラー、サンバル、ごま油、醤油

ごま油とサンバルを軽く炒めてから、野菜、鶏肉、合わせ調味料の順に炒め、最後に主役のバジルをいれて軽く火を通して出来上がり。ご飯と一緒にお皿に盛りつけ、半熟の目玉焼きをのせていただきます。


最後にバジルを加えます。葉っぱは大きめですが、炒めるとしんなり小さくなります。

半熟の目玉焼きをのせて完成。彩りもなかなかきれいです。

食べてみると、文句なしにおいしい!醤油と砂糖ベースのなじみのある味も、ナンプラーなどの調味料や唐辛子・にんにくなどのスパイス、そしてバジルのさわやかな香りが加わって本当においしいです。白いご飯と半熟の目玉焼きとの相性もばっちりです。まだまだバジルもあるので、近いうちにまた食卓に登場しそうな予感です。

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3 件のコメント:

  1. パッ・ガパオ美味しそうなので、料理しちゃった。

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  2. ちなみにLA宅職のものでした。

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  3. ブログ見ていただいて、しかもさっそく料理を試していただいてありがとうございます。おいしくできましたか~? これからも汗かきながらがんばってエスニック料理挑戦していきます♪

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