2013年8月11日日曜日

すぐおいしい! タイのスープ「トムヤムクン」のインスタント麺

先日の「パッタイ」(ブログ記事はこちら)に続き、今回は、タイのインスタントヌードルシリーズ第2弾として「トムヤムクンヌードル」を紹介したいと思います。

「トムヤムクン」といえば、タイ料理と聞いてパッと思い浮かぶ料理の一つ。辛さと酸っぱさ、そしてハーブの香りが効いたエビ入りのスープです。「トム」=「煮る」、「ヤム」=「辛い、酸っぱい香辛料を和える」、「クン」=「エビ」という意味で、この味付けのスープはエビに限らず、チキン(タイ語で「ガイ」)を使った、「トムヤムガイ」、魚(タイ語で「プラー」)を使った「トムヤムプラー」など、いろんな種類があるそうです。また、すっとしたさわやかな香りのもとは、レモングラスやカファイアライム(コブミカン)の葉などのハーブが使われています。

今回使用した商品は、前回のパッタイと同じタイの「Thai President Foods」社の「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」です。

「Thai President Foods」社「MAMA Shrimp Creamy Tom Yum Flavour」
インドネシア系スーパーマーケットで90セントほどで購入
 
中身は麺と、調味料3種類です。(右上は、2種類の調味料の袋がつながっています)

作り方は、パッケージの裏に絵でわかりやすく書かれています。お椀に麺と調味料をすべていれ、沸騰したお湯450ccを注いで、ふたをして3分待てば出来上がりです。パッタイはUFO方式でしたが、こちらはチキンラーメン方式。ただ、3分待ってもやや麺が硬かったので、レンジで30秒ほど加熱しました。

作り方は絵で説明されているので簡単です。いきなりエビがあらわれていますが、商品には具は含まれません。


調味料3種をすべてお椀にいれたところ。あとは麺をいれ、お湯を注ぐだけです。

パクチーをのせて、あっという間に出来上がりです。

出来上がり。タイ料理っぽくパクチーをのせてみました。

商品名に「クリーミー」とあるように、スープは透明では無く、やや白く濁っています。お味はというと、麺は日本のカップラーメンによくあるような、かなり細めの縮れ麺で大きな特徴はありませんが、スープはインスタントにしてはかなり本格的だと思います。辛さもかなり強く(食べた後、唇がひりひりするほど)、酸っぱさ、ハーブや香辛料の香り・風味が複雑な、トムヤムクンの独特のおいしさが十分に楽しめました。麺を使わずに、スープの素だけを使って、エビやマッシュルームを足せば、立派なトムヤムクンができると思います。

パッタイにつづいて、またしてもおいしいインスタントヌードルを見つけられてうれしい限り。ただ、インスタントだけじゃなくて、もうちょっと本格的なものにも近いうちに挑戦したいです。

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2013年8月5日月曜日

濃くて甘い「タイティー」 ミルクの勉強も

タイ料理屋さんに行くとついつい頼んでしまう「タイティー」。オレンジ色のグラデーションがきれいな甘い飲み物です。タイ料理屋さんに限らず、その他のアジア系レストランやカフェでもしょっちゅう見かけます。以前、中国人のお友だちとタイ系スーパーマーケットに行ったときに(関連ブログ記事はこちら)、彼女がタイティーの茶葉を買っておうちで作ると言っていました。わたしもいつか作ろうと思っていたところ、先日、期せずしてその機会がやってきました。

下で紹介したサイトからお借りしたタイティーの写真。グラデーションがきれいです。

きっかけは、ロサンゼルスから車で40分ほどのロングビーチ市内にあるカンボジアタウンを訪れた時のこと(詳しい様子についてはこちらのブログをご覧ください)。カンボジア系スーパーマーケットに寄ったのですが、カンボジア料理がどんなものか想像がつかず、事前にリサーチもしていなかったので、何を買えばよいかわかりませんでした。とりあえず「Made in Cambodia」の商品を探してみましたが、目につくのは、タイやベトナムのものばかり。せっかくだからカンボジアじゃなくてもいいから何か買おうと思いついたのが、タイティーでした。

飲み物系の売り場に行くと、1種類だけですが、タイティー用の茶葉を見つけました。袋に入った状態でもタイティーの特徴であるバニラの香りがけっこうしました。原材料の表示には、「Tea Leaves」と書かれてありますが、インターネットで調べたところ、一般的に紅茶の葉にバニラや八角などのスパイスをブレンドしているそうです。また、原材料には「FD&C Yellow 6」という人工着色料の名前もあり、これがオレンジ色の理由のようです。

カンボジア系スーパーで購入したタイティーの茶葉 2.99ドル

前に友だちが買っていたのと同様に、タイティーの上にのっている缶入りミルクを探そうとしたところ、レジ前にたくさんの種類が置いてありました。メーカーも値段もさまざまで、表示も「Sweetened Condensed Milk」 「Unsweetened Condensed Milk」 「Evaporated Milk」などややこしかったのですが、タイティーの甘さを考えると、Sweetenedのほうがいいだろうということと、アメリカ産だけどタイ語っぽい表記で書いてあったことから、「Parrot」というブランドの「Sweetened Condensed Milk」を購入しました。(ちなみに、タイ語ではなくベトナム語であることが帰宅後判明しました。)

「Parrot」というブランドの「Sweetened Condensed Milk」 1.6ドルほど
 
どうしてあんなに缶入りミルクの品ぞろえが充実していたのか気になったので、ネットで調べたところ、カンボジアではベトナムコーヒーのように、コーヒーにコンデンスミルクをいれて甘くして飲むのが一般的だそうです。

作り方は、お茶を作り、あらかじめミルクを混ぜてからサービングするやり方もありますが、お茶とミルクが層になっているほうが好きなので、事前に混ぜないやり方のこちらのサイトを参考にしました。

①1と2/3カップのお湯をお鍋に沸かし、火を止めた後で2/3カップの茶葉をいれます。かき混ぜて茶葉をお湯にしっかり浸して4分待ちます。

普段紅茶を淹れるよりもたくさんの茶葉を使います。お湯に浸して4分待っているところ。

②ザルなどでこしながら、お茶を耐熱容器にうつし、熱いうちに砂糖を加え、よく溶かしてから冷蔵庫で冷まします。サイトでは2/3カップの砂糖と表記がありますが、わたしは大さじ3だけ使いました。

お茶をこします。ダイソーで買った茶こしが活躍してくれました。

③グラスに氷を入れ、冷ましたお茶を注ぎ、その上からミルクを静かに注ぎます。

ミルクを注ぐ前のお茶。上のあたりの氷を見ると、かなりお茶の色が濃いのがわかります。

いたって簡単ですが、実は落とし穴がありました。このレシピには、最後にそそぐミルクの材料として、「Evaporated Milk」とあり、わたしが買った「Sweetened Condensed Milk」ではありませんでした。しかも、レシピを読み進めていくと、「NOT Sweetened Condensed Milk」とまで書いてありました。甘さが理由かなと思い、その分、お茶に入れる砂糖を減らしましたが、最後の③の工程で、買ったミルクの缶を開けた時に納得しました。いつもタイティーをお店で飲むときのミルクと明らかに粘り具合が違うのです。これを注いでもお茶の上に浮いてくれる気がしません。わずかな望みをかけ、小さな容器にミルクを移し替えて、そーっと注いでみたのですが・・・

想像では上がミルク、下がお茶のはずでした。

見た通り、まさに撃沈してしまいました。

気を取り直して、お茶とミルクをあらかじめ混ぜてサービングする方法に変更です!飲んでしまえば、お店と同じ味がしておいしかったです。

ミルクとお茶を混ぜればなじみのあるタイティーの色になりました。

飲んだ後は、すかさずミルクについてお勉強です。「Sweetened Condensed Milk」も「Evaporated Milk」も、どちらも牛乳を煮詰めて半分以上水分を抜いたもの。「Sweetened Condensed Milk」は砂糖を加えているので、かなり甘く、粘度も高い。「Evaporated Milk」は、普通の牛乳に比べるとやや色が濃いものの、粘度はあまり変わらない。「Unsweetened Milk」は、「Evaporated Milk」と同じもの。日本では、「Sweetened Condensed Milk」は「コンデンスミルク」「加糖練乳」、「Evaporated Milk」は「エバミルク」にあたるそうです。互いに代用しないほうがいい、と書いてありましたが、その通りでした。

おいしくて、勉強になるタイティー作りでした。


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2013年8月2日金曜日

ロブスターは殻こそおいしい 濃厚クリーミーな 「ビスク」

コリアタウンのスーパーマーケットに行くたびに、買おうかどうか迷い、そして「また今度でいいか」と購入を見送り続けてきた「活ロブスター」。今日はついに、そのロブスターを買い、家で調理して食べることにしました。

張り切ってコリアタウンに向かい、スーパーの魚介類コーナーに行くも、水槽にロブスターの姿は見当たらず。お店のお兄さんに聞いてみると、水槽の奥にかろうじて1匹残っていたので迷わず購入しました。

家に帰り、まだ生きているロブスターに感謝の言葉をかけた後、お鍋で丸ごと15分弱ほど茹でて、ガーリックバターやポン酢をつけておいしくいただきました。

1パウンド 9.99ドル  このロブスターは13ドル弱でした。

ずいぶんとさらっとロブスターの感想を書きました。というのも、今回のブログの主役は、ロブスターの「身」ではなく、食べ終わった後の「殻」だからです。インターネットでロブスターの茹で方などを調べていると、ロブスターはほとんど捨てるところが無く、食べ終わった後の「殻」でおいしい「ビスク」が作れる、といろんなサイトに書いていました。スープ好きのわたしは、身と同じくらい、もしくはそれ以上に、このビスクに惹かれてしまいました。

記憶のある範囲でわたしが食べたことのあるビスクは、ポッカの商品「じっくりことこと煮込んだスープ 海老のビスク」。 なんとなく、エビが入ったクリームスープというイメージだったのですが、正確には、エビやカニなどの甲殻類を煮詰め、裏ごしして作った濃厚なスープのことで、フランス料理の一つだそうです。また、今まで、オマールエビとロブスターは別物だと思っていたのですが、どうやら二つはいっしょのもので、オマールはフランス、ロブスターはアメリカの呼び方のようです。

これはまだ身を食べる前です。「どうせなら、殻までおいしく食べてね」と聞こえた・・・わけではありませんが。

というわけで、身を食べ終わるや否や、こちらの方のブログを参考にさっそくビスクつくりに取りかかりました。(材料や分量、工程は、ブログのレシピと違うところもあります。) ちなみにこちらのブログ、読むだけでもとっても楽しく、ビスクにかける熱意が伝わってきます。

①お鍋にバター(大1)を熱し、ロブスターの殻(1匹分)を炒めます。大きな塊は事前にキッチンばさみなどで切っておきます。
②荒く切ったセロリ(1本)、ニンジン(小2分の1)、玉ねぎ(中2分の1)、ワイン(大1)を加えてさらに炒めます。
③ひたひたになるくらいの水を加え、少し隙間をあけて蓋をして、水分が半分くらいになるまで煮詰めます。時々、下からかき混ぜて、殻がスープに浸るようにします。
④ざるなどで、スープをこします。

殻と野菜を煮詰めます。いい香りが部屋中に漂います。

煮詰めたスープをこします。殻や野菜からできるだけたくさんのエキスが出るように頑張りどころでした。

①や④の工程の際に、殻などを砕いたり押したりして、できるだけロブスターのおいしいエキスがスープに溶け込むようにしたほうがいいそうです。我が家では、夫と一緒に、殻の隙間に残った身(ほとんどありませんでしたが)や野菜をつまようじでかきだす、というなんとも地道な作業を行いました。おいしいスープのためなら手間も惜しみません!

ロブスターの殻から取ったスープ。殻と野菜だけでこんなにきれいな色に。香りもとってもいいです。

このロブスタースープに、濃厚さととろみをつけるためのホワイトソースを作ります。ホワイトソースは少量だけ作るのも手間だったので、いつもわたしが作っている分量で作り、後で必要な分だけ使いました。さらっとしたスープがお好みの場合は、ロブスタースープに牛乳や生クリームを混ぜて温めるだけでも十分おいしいんじゃないかなと思います。

①お鍋にバター(大3)をとかし、小麦粉(大3)を加えて弱火で焦がさないように炒めます。
②レンジで温めた牛乳(350cc)を少しずつ加え、ダマにならないように泡だて器や木べらなどでかき混ぜて、なめらかなソースに仕上げます。
※普段はさらに、コンソメの素・塩・胡椒を入れていますが、今回はロブスタースープと合わせた後に味をつけました。

ロブスタースープをホワイトソースに混ぜます。ロブスタースープは300cc弱くらい、ホワイトソースはお玉1杯分を使いました。(残ったソースは冷凍して、チャウダーやパスタソースなどに使います。)最後に塩・こしょうで味を調えて完成です。ちなみにわたしは、塩を一つまみだけ加えました。

ホワイトソースにロブスタースープを混ぜます。
ロブスターのおいしさが溶け込んだ「ビスク」がついに完成!

正直、おいしいだろうとは思っていましたが・・・本当においしかったです!塩をほんの少しいれただけなのに、ロブスターの旨みや甘みが強く、とっても深い味のするスープでした。いい食材に少し手間をかければこんなにおいしいものが作れるんだなあ、とちょっと感動です。参考にさせていただいたブロガーさんを始め、いろんな方が、「ロブスターの殻は絶対に捨てないで!!」と熱く語っていたのも納得。わたしも僭越ながら、今回のビスクつくりをきっかけにその仲間入りをさせてもらいたいと思います。
 
◇

実は、ロブスターの派生料理はこれだけではなく、茹でたロブスターをお皿の上でさばいているときにたまった汁と、残ったガーリックバターを使って、ペペロンチーノ風パスタを作りました。ロブスターの茹で汁はパスタを茹でるのに使用し、無駄なくロブスターを楽しむことができました!

茹で汁、身から出た汁を活用したペペロンチーノ風パスタ。こちらもおいしくいただきました。


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2013年7月25日木曜日

タイのUFO?1ドル以下でタイの焼きそば インスタント「パッタイ」

深夜12時過ぎ、夫がお腹が空いたというので夜食を作ることにしました。夜食の定番といえば、インスタントラーメン、ですが、今回は「インスタントパッタイ」。これは、先日紹介した杏仁豆腐の素を購入した インドネシア系スーパー(ブログ記事はこちら)で見つけたものです。パッタイはタイの麺料理の一つで、焼きそばのようなものですが、レストランでしか食べたことが無いので、まさかインスタントパッタイがあるとは思わず、即お買い上げしたのでした。値段は確か90セントくらいだったと思います。

インターネットで調べたところ、この商品に書いてある「MAMA」とは、「Thai President Foods」というタイの食品会社のインスタント麺ブランドで、世界的に有名みたいです。お店には他にも、いろんなアジア系の麺料理のインスタント食品が売っていました。

Thai President Products社の「MAMA Instant Pad Thai Noodles」 90セントほど

中身はこんな感じです。乾燥めんと味付け用のパウダーとオイル、
写真では見えませんが、チリパウダーも入っていました。

作り方を確認しようとパッケージの裏側を見ると、わかりやすい絵が書いていました。器に麺を入れ熱湯をそそぎ、蓋をして3分待つ。お湯を捨て、味付け用のソースパウダーとオイルを混ぜるだけ。まさに、日本の焼きそばUFOと同じ要領です。

パッケージの裏側。わかりやすく絵で説明が書いてありました。

ただし、UFOのように具は入っておらず、具なしパッタイはちょっと物足りなさそうだったので、フライパンで冷凍エビと卵をいためて、戻した麺とソースを同じフライパンで混ぜました。ちょっともたついていると、フライパンの中でどんどん麺が互いにひっつきあい、パッケージの写真とは程遠い姿に・・・。フライパンで麺を混ぜるときは手早くやったほうが良さそうです。

エビと卵と一緒に調理。麺同士がくっついてしまいました。

あっという間に完成したパッタイ。食べた夫の感想は、インスタントだけど、ちゃんとパッタイの甘辛い味がしておいしいとのことでした。好みで付属のチリパウダーをかけたり、夫みたいにお酢をかけて食べてもよさそうです。夫は、簡単さと味の兼ね合いでかなり満足したようなのでまた購入して、今度は具なしパッタイの感想を聞いてみたいと思います。


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2013年7月23日火曜日

中国の醤油「生抽」を使って 「油淋鶏(ユーリンチー)」

今回は、中国人のお友だちがくれた、中国のお醤油を使った料理を紹介したいと思います。

日本のお醤油には、主に「薄口」「濃口」の2種類がありますが、中国の広東料理でも「生抽(Light Soy Sauce)」「老抽(Dark Soy Sauce)」の2種類の醤油を使うそうです。どうやって使い分けるか、お友だちに聞いたところ、「生抽」のほうが色が薄いので、前菜や炒め物など、きれいな色に仕上げたいときに使い、「老抽」は色が濃いので、煮込み料理の色付けに使うそうです。「生抽」は色が薄いといっても、日本の薄口醤油に比べると、色も味も濃いので、どちらかというと日本の濃口醤油と同じように使ったほうが良さそうです。


香港のメーカー「淘大(AMOY)」の広東醤油
「生抽」と「老抽」

ちなみに彼女はいつも、ロサンゼルス・ダウンタウンを東にいったところにあるサンガブリエル市(San Gabriel)という、中国系アメリカ人が多く住む街で、中国系の食材を購入するそうです。

今回は、「生抽」を使って、広東料理「油淋鶏(ユーリンチー)」を作ります。本来、「油淋」とは、鶏肉に熱した油をかけながら火を通す調理方法をさすそうですが、現在は鶏肉の唐揚げにネギなどがはいった甘酸っぱい香味ソースをかけた料理を「油淋鶏」と呼ぶことが多いそうです。わたしも、日本の中華料理店や居酒屋などでしか食べたことが無いので、正真正銘の「油淋鶏」とは違うかとは思いますが、「鶏肉のネギソースかけ」として想像していただければいいと思います。

ソースのレシピは、以前にクックパッドのこちらのソースを試したところ、わたしのイメージする「油淋鶏」の味にぴったりだったので、それ以来何度もこのレシピで作っています。鶏肉の調理方法も、同じレシピを参考に、唐揚げにせずにフライパンで焼く方法にしています。

まずは鶏肉を準備します。鶏肉の余分な脂や骨を取り除き、必要に応じて、切り開いて均一な厚さになるようにします。塩コショウをして、小麦粉を薄くまぶします。フライパンで油を熱し、皮を下にして鶏肉をいれます。皮がパリッと焼けたら裏返して鶏肉に火が通るまで焼きます。わたしは、皮のパリッと感を残したいので、いつもふたをせずに焼き上げます。ただし、しっかり火が通るように、フライ返しなどで、鶏肉を押し付けるようにしています。焼きあがったら、一口大に切ってお皿に盛ります。

皮をパリッと焼き上げて、中までしっかり火を通します。

ソースは、醤油(大3)、砂糖(大2)、お酢(大2)、ごま油(大1)、ごま(小2)、しょうが汁(小4分の1)を混ぜます。わたしはさらに、青ネギのみじん切りを事前にソースに入れてねぎの味をなじませておきます。

油淋鶏のソース。調味料、しょうが、ごま、ねぎをあらかじめすべて混ぜておきます。

焼きあがった鶏肉に、ソースをかけ、さらにネギをトッピングして完成です。参考にしたレシピのように、白髪ねぎを使うと見た目もきれいだと思います。わたしは手に入りやすい、青ネギ(グリーンオニオン)のみを使いました。

焼きあがった鶏肉に、ソースとネギをかけて出来上がり。

中国の生抽と日本の醤油のどちらでも作りましたが、正直に言うと、どちらも大差なくおいしいです(わたしが味オンチなのかもしれませんが・・・)。生抽のほうが少し塩分が効いている気がしたので、砂糖を少し多く入れました。ただ、日本のお醤油でもメーカーによって塩分も違うし、好みもあると思うので、味を見ながら調整するのが良いかもしれません。

実は、お友だちには、「生抽」「老抽」のほかに、中国のお酢ももらっていたので、この料理に使えばよかったのですが、「生抽」ばかりに目がいってしまい、普段通り日本のお酢を使ってしまいました。次は、お酢も中国のお酢にしてもう一度作ってみたいと思います!

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2013年7月19日金曜日

ネギサラダでもっとおいしく 韓国の豚焼肉 「サムギョプサル」

韓国料理で、日本でもおなじみの「サムギョプサル」。豚の三枚肉、いわゆるばら肉を鉄板で焼いて、サンチュと呼ばれる葉野菜で包んで食べる韓国の焼肉です。最初に材料の準備さえしておけば、あとはテーブルで、みんなでわいわい楽しみながら焼いて食べれるので、大人数で集まった時にぴったりのメニューです。 わたしも先日、ロサンゼルスで仲良くしてもらっている日本人のお友だちをお家に招いて、サムギョプサルパーティーを開きました。

材料はコリアタウンにあるスーパーマーケット「ASSI Supermarket」で購入しました。
http://www.assisuperus.com/blog/

焼き用の材料として、豚ばら肉、エリンギ、玉ねぎ、ししとう、そしてニンニクを準備しました。お店でサムギョプサルを食べると、大きなサイズの豚ばら肉を焼いた後でお店の人がカットしてくれることがありますが、わたしはいつも塊肉を買って、焼く前に1人分のサイズにカットしています。

かたまりの豚ばら肉をあらかじめ食べやすい大きさにスライスします。

お肉を包む用の野菜に、サニーレタスとグリーンリーフ、そしてえごまの葉を使いました。本当は、「サンチュ」が欲しくて探したのですが、見つかりませんでした。わたしの見つけ方が悪かったのか、それともお店に置いてなかったのか、はわかりませんが・・・。えごまの葉は、シソ科の植物で、青シソと見た目が似ていますが、風味はかなり違います。それだけで食べるとちょっと癖がありますが、豚肉やほかの薬味などと食べると味にアクセントがついておいしいと思います。

青シソのような、エゴマの葉。これと下のサニーレタスの両方でお肉を包みます。

薬味には、ごま油に塩を混ぜたもの、包み野菜用の韓国のお味噌「サムジャン」、そしてネギサラダを準備します。サムジャンはスーパーで4ドルほどで購入したものを使いました。

包み野菜用のお味噌、サムジャン。4ドルほどで購入。

ネギサラダは、いつもおうちで作っています。白髪ねぎで作るのが一般的なようですが、こちらではなかなか白ネギは見つからないので、青ネギ(グリーンオニオン)で代用します。青ネギをななめに細長く切って、水にしばらくさらした後で、醤油大さじ1.5、お酢大さじ2、コチュカル(韓国の粉唐辛子)大さじ1、砂糖大さじ1、ごま油小さじ1、ごま小さじ1を混ぜたものと和えます。(ネギサラダのレシピはミオクさんという方のブログを参考にしました。) この甘酸っぱくて辛いネギサラダがあると、サムギョプサルの味がぐっと複雑になっておいしくなるので、とてもオススメです。

おすすめのネギサラダ。簡単に作れます。奥にあるのはサムジャンです。

材料をそろえ、テーブルにホットプレートを用意すればあとは焼いて食べるだけです!塩コショウをした豚肉をホットプレートでしっかり焼いてごま油と塩のタレにさっとつけ、サニーレタス、エゴマの葉っぱを重ねたものの上にのせ、焼いたニンニク、サムジャン、ネギサラダを添えて食べます。

レタス、エゴマの葉、お肉、ニンニク、サムジャン、ネギサラダをすべていっしょにいただきます。

豚バラなので脂っこいように思いますが、しっかり焼くことで脂が抜けるし、野菜も一緒に取れるので、意外とさっぱりしていてたくさん食べれます。ただし、大量の脂が出るので、キッチンペーパーなどで脂を吸い取るお掃除係を誰かにお願いすることになります。お店で食べると、脂が勝手に下に流れ出るようになっている専用の鉄板を使っていることもあります。

この日は、サムギョプサルの他に、同じスーパーで購入したアワビ(1個4ドルほど)のお刺身とバター焼き、別のスーパーで購入した丸ごとの牛タンをさばいて厚切り牛タン塩もいっしょに楽しみました。

ただの豚ばら肉も、野菜や薬味をそろえれば、おうちで気軽に韓国のサムギョプサルが食べれます。わたしのおうちでも、またお友だちと集まってサムギョプサルを楽しむ機会が持てれば良いなあと思います。

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2013年7月12日金曜日

シンガポールのチキンライス 「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」

少し前の話ですが、シンガポール人のお友だちの家におじゃましたときに食べた、シンガポールのチキンライスがおいしかったので、家でも作ってみることにしました。お友だちにレシピを聞いたところ、以下のサイトを紹介してくれました。このチキンライスの作り方や成り立ちなどが詳しく載っています。
http://www.steamykitchen.com/5068-hainanese-chicken-rice.html

このチキンライス、シンガポールでは「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」といいます。サイトの情報によると、もともとは、中国の海南という地域の料理で、海南出身の華僑がシンガポールなど東南アジア地域でこの料理を広めたことで有名になり、今ではシンガポールの名物料理として認知されているそうです。茹でた鶏肉と、その茹で汁で炊いたご飯を一緒に食べます。

サイト上のレシピでは、丸ごとの鶏と、タイ米の一種・ジャスミンライスを使っています。ロサンゼルスでは丸ごとの鶏も簡単に手に入りますが、わたしは普段食べている、鶏もも肉、カリフォルニア米を使用しました。こちらで買う鶏もも肉はたいてい骨がついているので、ある程度のだしは取れるかなあと思います。あと、サイトによると、この料理は鶏皮のおいしさが重要なようなので、皮つきの部位を使ったほうが良いと思います。

まずはチキンを準備します。基本的にはレシピ通りに作りましたが、少しアレンジしています。
①鶏肉の余分な油を切り落とし、皮の部分を塩でこすり汚れなどを取り除き、水できれいに洗います。その後、塩を鶏肉全体にまぶします。

②お鍋に鶏肉、皮付きのまま薄切りにしたショウガ、長めに切ったネギを入れ、2センチ強ほどかぶるくらいのお水をいれ火にかけます。沸騰したら火を弱火にして、アクをきれいにとって15分ほど茹でます。火を止めてそのまま冷まします。
※レシピでは丸ごとの鶏を冷水にとって皮を引き締めていますが、今回は切り身を使っているため洗うとうまみが流れてしまいそうだったので、そのままお鍋の中に入れておきました。

次にご飯を準備します。
①お米を研いだ後、ザルにあけて30分~1時間ほど置きお米をしっかり乾燥させておきます。

②フライパンに、ごま油、サラダ油、みじん切りにしたニンニク・ショウガを入れて火にかけ、いい香りがしてきたらお米を加え、透明になるまで炒めます。

③炊飯器に、炒めたお米と鶏の茹で汁(塩気が足りないなと思ったら塩も加えます)を炊飯器の目盛り通りに入れて、普段と同じようにご飯を炊きます。

ご飯が炊けたら、お皿にご飯をよそい、食べやすい大きさに切った鶏肉を載せて完成です。鶏肉は冷めた状態で、ゼラチン質を楽しむのが良いそう。


出来上がりの海南鶏飯(ハイナンチーファン) シンプルだけどすごくおいしいです。


 他のサイトを見てみると、茹で汁を使ったショウガソース、チリソース、シンガポールの醤油の3種のソースを添えて食べることが多いようです。わたしは、ショウガソースだけ作り(茹で汁、おろしショウガ、塩、ごま油を混ぜます)、以前に紹介したインドネシアのサンバル(詳しくはこちら)などと一緒に食べました。また、残った茹で汁に、塩やナンプラーなどで味付けをし、ネギを載せて簡単なスープにしました。茹で汁の活用範囲がすごく広くて、鶏肉のおいしさを無駄なく楽しめる料理です。

ちなみにこちらは、シンガポール人のお友だちが作ってくれたものです。お友だちは、ご飯を炊くときに「パンダンリーフ」というハーブを使ったそうです。ネットで調べたところ、タイ原産の甘い香りのするハーブのようです。また、鶏肉はドラムスティックを使っていました。たしかに、皮も骨もついてるし、大人数にサービングするときに切り分けたりしないでいいから、いいアイディアだなあと思いました。

シンガポール人のお友だちが作ったもの。キュウリのシャキシャキ感が相性バッチリでした。

使う食材も少なくて、各工程も簡単、しかもご飯、メイン、スープまで準備ができて、おいしい!素敵なシンガポール料理を教えてくれたお友だちに感謝です。

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